超時短レシピ【旅客機プラモデル製作】1日で完成!初心者向け解説 A321neo編

旅客機モデルプレーン.jpg

旅客機プラモデルを手軽で楽しく簡単に製作する超時短レシピを紹介します。朝から作れば夜には飾れる『1日完結!』をANA エアバス A321neoで紹介します。

今回のA321neoも作業開始から約9時間で完成しました。

そのプラモデル製作の流れを、最低限必要な道具の紹介〜胴体〜翼〜エンジン〜デカール貼り〜完成という順序で解説します。

時短だから雑ではなく、完成後は1万円クラスの1/200 エアライン公式モデルプレーンと一緒に並べても違和感なく飾れるレベルを目指しています。


※トップ画像真ん中 全日空商事 1/200 ANA B737-700 JA03AN


【超時短 旅客機プラモデル製作】のメリット・デメリット


ハセガワANAエアバスA321neo.jpg

・何事もそうですが、超時短レシピにもメリット・デメリットの一長一短があるので、それぞれ個人が判断して試してみてください。


メリット
・プラモ製作に必要な時間や手間がかからず苦労が少ない・適度な達成感

・1万円クラスのモデルプレーンと並べてもあまり違和感を感じない

・もう昔のように挫折しない、色々な機種に挑戦したくなる



デメリット
・胴体に合わせ目がある・・・パテ盛り(何それ?)

・デカール技術が向上し5年は耐久性があるのでクリアスプレーは省略

・至近距離(15cm以内)だと雑さが目立つ

・本気でプラモ趣味をしている人に見せると怒られる





【旅客機プラモデル】製作に必要な最低限の道具


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模型作りといえば、塗装にエアブラシを使用したり高価なツールが必要なイメージがありますが、この【超時短 旅客機プラモデル製作】の場合は不要です。

塗装は市販の模型用缶スプレーと模型用 筆塗りペンキのみ、接着剤は全て瞬間接着剤だけで作業します。




プラモデル製作に必要な最低限の道具 
・プラモデル用スプレーの”ホワイト光沢あり”
GSIクレオス Mr.カラー スプレー S1 ホワイト (白)

・小瓶に入っているプラモ用塗料”ライトグレー”・”ブラック”・”アルミシルバー”


・フデ(小中大3本入り)


・瞬間接着剤


ピンセット


ニッパー


・マスキングテープ





【超時短プラモ製作】説明書の組立て順序は無視!全て同時進行型レシピ


旅客機プラモデル説明書.jpg

・通常なら説明書を見ながら製作(まずは胴体を作る・そして翼が完成・エンジンやギアの組立て・全てのパーツを取り付け)が鉄則ですが、それではいくら時間があっても足りません。

時短レシピは全工程を同時進行型で組み立てます。

胴体を作りながら合間に翼を組立て、塗装を乾燥中にエンジンやギアを組み立てる。イメージとしては(塗装や接着剤の乾燥中に違う工程を進める)といった感じです。



【超時短プラモ製作】作業レシピ(3つのパーツを交互に作業している感じです)
・全ての部品を中性洗剤で洗浄(15分)
・【胴体】の組立て@ 接着(15分)
・【】の組立て@・フラップフェアリング・シャークレットの装着(35分)
・【胴体】の塗装@:極薄く白塗装・乾燥(40分)
・【】の塗装@:主翼・水平尾翼(30分)
・【エンジン・ギア】の塗装@(40分)
・【胴体】の塗装A:白スプレー本塗り(40分)
・【エンジン・ギア】の塗装@(40分)
・【胴体】の塗装B:白スプレー仕上げ塗装(40分)
・【】の塗装A(30分)
・【エンジン・ギア】の組立て(10分)
・【】の組立てA(15分)
・【胴体】の塗装C:下半分をグレーで塗装(60分)
・【】の組立てB:エンジンとギアを取り付け(10分)
・【胴体】の組立てA:翼を取り付ける(30分)
・デカールの貼り付け(90分)
・完成(トータル540分≒9時間)

A321説明書.jpg



胴体の組立て【製作@】作業時間の大半を占める胴体は最優先(約4時間)


胴体の塗装.jpg

・旅客機プラモは、胴体作りが大半を占めるといっても過言でないほど作業工程の多い部分です。塗装と乾燥の繰り返しで約4時間かかるので、とにかく最優先で進めるのがコツ。


今回のANA機 エアバスA321neoでは、3度の白スプレーと胴体下半分のグレー(マスキングと筆塗り)塗装をしました。

(JAL機の場合はオールホワイトでグレーがないので楽)


マスキング作業.jpg



気になるペンキのニオイと乾燥方法


・プラモデル作りで気になる一番の悩みはニオイではないでしょうか?

その場合、ペンキには油性と水性があるので水性を購入すれば、部屋で塗っても特にニオイは感じません。それでも気になる場合は台所の換気扇の近くで作業するもの一つの方法。

次にスプレータイプの使用は、ベランダなど屋外でサッと一瞬だけ吹くことですぐに消えます。極短時間なら周囲にニオイが広がることも少ないと思います。

乾燥場所については、お風呂場が一番です。換気扇によってニオイが室内に漏れることも少なく、埃もほとんど無いクリーンルーム状態なのでおすすめ。


プラモデル使用したペンキ.jpg



主翼の組立て【製作A】胴体部分の乾燥中に進めましょう(約2時間)


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・翼は特に難しいところがなくスムーズに進められる工程なので、胴体部分の塗装乾燥中など作業の合間に進めましょう。

唯一、慎重に進める部分がシャークレットの取り付け。ちょっとした角度の違いで見た目が変わるので要注意です。

A321neoのシャークレット.jpg


※これはエアバスA320/A321シリーズだけの話ですが、ディテールを細かく再現するためにギア部分やフラップ・フェアリングカバーが別部品でかつ数が多い(片翼に7つ)。部品が小さいので取り付けにピンセットが必須で大変でした。

この点が、入門者・初心者が最初に購入する機体はB787やB737-800が良いと思った理由です。


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エンジン・ギアの組立て【製作B】こだわりや譲れない部分は丁寧に(約1.5時間)


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・飛行機好きならだれでもこの部分だけは表現したい!というパーツはありませんか?

例えばピトー管だけは再現したいとか、他にもアンテナ類やギア・APUなど好きなパーツは人それぞれ色々あると思います。

管理人はエンジン部分に興味があるのでリアルに再現できるよう少しこだわってみました。

なぜなら、今回のA321neoに搭載されている最新のPW1130G-JMエンジンは、ファン部分に緑っぽいコーディングがされていて結構目立つからです。

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画像:ANA AIRBUS A320neo PW1100G series


このプラモデルを購入したときから、PW1100Gエンジンのファンブレードの緑コーティングは再現したいと考えていました。

しかし、このコーティングは一体何色?調合は?と悩んでいましたが、意外にも似たような色が用意されていました。

探していた色は『ペールグリーン』これで再現することにしました。


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PW1100Gファンブレード.jpg


エンジンナセルの内側コーティングの塗装には【水性:ペールグリーン】

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エアバスA321neo:PW1130G-JMエンジン



パーツの取り付け【製作C】A321neoの機体が完成!


これまでの作業が一つにまとまる瞬間、それが胴体と翼の接続。ここからは、いつもの飛行機の形になりいよいよ完成目前でテンションもあがります。

プラモ作り時短レシピ.jpg

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デカール貼り【製作D】エアラインによって作業時間がかわる(約1.5時間)


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・デカール貼り作業が終了すると、いよいよANA エアバスA321neoのロールアウトです。

この工程からは、どんなレイアウトで飾ろうかなど頭で想像できる段階となり楽しいひと時が過ごせます。


デカール作業での注意点は2つ


@:窓やドアの位置は、ずれないよう何度も確認しましょう。窓デカールは前後に長く細いので、貼っている間に前方と後方の高さがずれることが多いです。


A:ANAのトリトンブルーのデカールは3分割になっています。特に垂直尾翼と水平尾翼の付近はデカールに気泡が入ったり・カーブがきつくしわになりやすい場所となります。


※指に水をつけながら何度もゆっくり丁寧に調整すると、多少馴染んできて気泡やしわは減りますが、どうしてもダメな時は『マークソフター』というデカール軟化剤も一つの方法。


ハセガワ_A321.jpg




マークソフターについて

・カーブがきつい形状・複雑な形状の部分に、細く長い・面積が大きいデカールを貼ると、気泡が入ったりしわになることがあります。

そんな時は『マークソフター』を塗布すると、デカールが軟化して複雑な形状のパーツにも簡単で綺麗に貼ることができます。



注意点
・【超時短レシピ】の場合は、機体ボディーの乾燥が不十分の場合があります。マークソフターによる塗装の剥離を防ぐため、ボディーには直接塗らずデカールだけに塗布するのがポイントです。


【デカール軟化剤:マークソフター】



完成:デカールの水分が完全に乾けばレイアウトして楽しめる


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作業開始からここまで約9時間、デカールも全て貼り終えて完成です。しかし、まだこの段階では水分が残っている状態なので手でデカールに触れると位置がずれる恐れもあります。

1時間ほど放置して完全に乾けば、遊んだり飾ったりと楽しむことができます。

これでもう1万円クラスの完成品モデルプレーンを購入した時と同じ状態、レイアウトや他のコレクションと並べることだって可能となります。

ANAモデルプレーン.jpg


まとめ:プラモデルの世界は奥深い、進む道は自分で決めるだけ


PW1130G-JM.jpg

・プラモデル作りに対する考えは2つの路線があります。

@つはプロモデラーのように長時間(時には1ヵ月以上)コツコツ製作しながら究極のリアルさを追求し誰が見ても納得の展示レベルを目指す。

Aつ目は完全に趣味、楽しく作れて自分が納得できたらそれで満足。『私のプラモなんてとても人様には見せれません・・・』といいながらも心の中では最高の一機だと自負している。


もちろん管理人はA番の考えで、この記事の内容もAの方々を対象にしています。


前回の【ANA エアバス A321neo:ハセガワのプラモデルは初心者でもここまで再現できた!!】の記事でもお伝えしましたが、管理人の考えるプラモ製作は、頂点を極めるわけではなく自分が楽しくて満足できればそれで良いという考えです。

例えるなら1万円クラスの公式モデルプレーンには勝てなくても、F-toysの500円シリーズに勝てれば嬉しいと思う能天気な人間。

『趣味は常に自分が主人公!』


この記事が『これから旅客機プラモデルの趣味を始める』・『昔挫折・再びプラモデルに挑戦』など入門者や初心者の方の参考情報になれば嬉しいです。

プラモデル製作技術よりも製作メンタル技術(挫折しない方法)が強い記事内容だったかもしれません(笑)



今回の記事で使用した飛行機プラモデルはこちら

どの機種を買うか悩んだときは!初心者におすすめの旅客機プラモデル

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期限間近のポイントを賢く使いましょう!
posted by Jet Tech at 23:00 | Comment(0) | プラモデル
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